記事の中ほどの部分で石井館長の言葉が引用されています。(以下に要約)
空手がそのほか多くの格闘技がひしめくなかで繁栄していくためには、危険な部分を削ってよりユニバーサルにならなくてはいけないと、空手のマスターであり、90年代はじめに空手にスポットライトを当て、フルコンタクトのK-1のトーナメント試合を興した石井和義氏は語った。
近年はK-1の人気は、よりハードコアのUFCに押されている。石井氏のビジョンでは、空手はより一般家庭やビジネスにフレンドリーであることである。「選手の顔が血まみれになるようなスポーツでは、ビザがスポンサーにならないでしょう」「親も、自分の子供が怪我をするような稽古に入れたがらない」でしょうと語った。
長年の時を経て、空手家たちは、闘いのなかで効果的なテクニックを選択してきた。しかし、最強の必殺テクニックは、競技トーナメントにおいては、現実的ではない。
For karate to prosper in this crowded environment, it needs to sand off its rough edges and become more universal, said Kazuyoshi Ishii, a karate master and promoter who started Japan’s full-contact K-1 fighting tournaments in the early 1990s as a way to spotlight karate.
In recent years, as K-1 has been eclipsed by the more hard-core spectacle of UFC, Mr. Ishii’s vision for karate has become more family, and business, friendly.
“Visa won’t sponsor a sport where people’s faces are covered in blood,” he said during a recent interview. “Parents don’t want to put their kids in a class where they’re getting hurt.”
Over the centuries, karate practitioners selected techniques for their effectiveness in combat. But moves chosen for maximum lethality are impractical for competitive tournaments.
ニューヨークタイムズの記者・ベン・ドゥーリー特派員から「石井館長のとても視野の広いご意見を闊達に語っていただき、楽しい取材の時間でございました。」と御礼のメールを頂きました。